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FreshStartN02300

超簡単!初心者でも簡単な、家具や小物雑貨をペンキで簡単リメイクするとっておきの方法

皆様、こんにちは。
お部屋の中に使い古して買い替えようと思っている家具や小物はありませんか?
今回はその家具や小物をペンキを使用して、“超簡単”にリメイクする方法をご紹介します。

最初に申し上げておきますが、

超簡単= 手抜き

ですので、先ずは使い古した家具やお安めの家具・小物でチャレンジして頂ければと思います。
それなりの家具は、それなりの手順と手間をかけて行うことを強くオススメ致しますのでご注意下さい。

家具や小物雑貨に限らず、ペンキは塗るよりも剥がすのが大変!

家具に限らず、ペンキを塗る場合は下地(ペンキを塗ろうと思っている面の状態)が非常に重要です。この下地の状態が悪いと、どんなに丁寧に塗っても後から剥がれたり、そもそもキレイに塗ることが出来ません。
木製家具の場合、既にペンキやニスが塗ってある場合がほとんどですが、通常の手順は先ずサンドペーパーやヤスリを使用して、このペンキやニスを全て剥がして、新たなペンキを塗る下地を作ります。
実はこの古いペンキやニスをキレイに剥がして目荒らしする作業が、一番大変だったりします。
特に椅子などは立体なので、目荒らしする作業は本当に大変です。(粉が舞いますし、、、)
この作業を丁寧に行うと当然仕上がりが良くなるのですが、この作業で心が折れてしまったり、そこまでの手間はかけたくない場合が多いかと思います。

今回はこの剥がす作業を行わない(ここが手抜きです)方法をご紹介します。

目荒らし:表面を少しざらつかせて、塗料の密着性を高めます。

ペンキを剥がさないで先ずは塗る!

表面のペンキやニスを剥がさないで、簡単に下地を作ることが出来る塗料があります。
ベンジャミンムーアフレッシュスタート

この塗料は密着性が普通の塗料よりも高く、塗った後に乾燥すると表面が少しざらつきます。
つまり、サンドペーパーで目荒らししたのと同じような状態になり、その上に塗る塗料がより密着して剥がれ難くなる仕組みです。
塗料の種類としてはプライマーになり、ちょっと小物に塗りたい時など1缶持っていると何かと便利ですよ。

※.塗ろうと思っている物の表面が手で触ってパリパリと塗膜が剥がれる状態の場合は、手間がかかりますが、一度サンドペーパー等を使用して剥がす必要があります。

ちなみにプライマーとは“最初の“と意味があり、ベンジャミンムーアのフレッシュスタートも、これを塗ればもう一度最初から始められると言った感じでしょうか。
さらに似たような塗料でシーラーと言うものがあります、これは密着性を高める効果もありますが主目的は塗料の吸い込みを防止します。塗ろうと思っている面が、水分を多く吸い込みそうな場合は、予想以上に塗料を消費してしまうので下塗りでこのシーラーを塗ります。

それでは早速ペンキを家具に塗ってみましょう!

ペンキ塗る前の家具
ペンキ塗る前の家具

今回は某北欧家具店で購入した子供用のテーブルと椅子の色を変えてイメージチェンジします。
数年使っていたのでそれなりに年季が入っていて、よーく見るとエンピツの落書きが所々にあります。通常であれば、先ずはサンドペーパーを使って表面を目荒らしますが、手抜きですので気にせずベンジャミンムーア フレッシュスタートを塗って行きましょう!

使用するツールは、塗る物に合わせて刷毛でもローラーでもどちらでも構いません。
ベンジャミンムーアの塗料は通常2回塗って仕上げますが、フレッシュスタートは下塗り材なので一度塗ればOKです。

プライマー塗料
プライマー塗料

なるべく均一に塗る方が良いですがあまり気にする必要は無く、写真の様な感じで問題ありません。
逆に厚塗りになってダマなどがそのまま固まると、仕上がりに影響しますのでご注意下さい。
塗り終わったら、30分から1時間程度で乾くので少々お待ちください。

この記事で使われているペンキカラー

ベンジャミンムーア:Fresh Strat N023-00

いよいよ、好きな色のペンキを家具に塗ります!

仕上げのペンキを塗る
仕上げのペンキを塗る

フレッシュスタートを塗り終えて乾いたら、早速お好きな色で塗っていきましょう!
ベンジャミンムーアは3500色から選べるので迷いますが、今回はホワイトハウスでも使用されているWhite dove OC-17を塗ります。
ベンジャミンムーアの塗料には必ず、色を連想させる名前と番号(今回OC-17)が付いていますので、色を指定する場合は番号を使うと便利です。

ちなみに余談ですが white doveは白鳩です。
ホワイトハウスと白鳩、、、
イメージと合いますでしょうか?

塗るポイントですが、通常壁の場合は2回塗りで仕上げますが、家具のなどの場合は少し足りないと思ったら厚塗りせず、塗る回数を増やした方がきれいに仕上がります。
1回塗り後、乾燥(これも30分から1時間程度)させて2回目を塗ります。

この記事で使われているペンキカラー

ベンジャミンムーア:white dove 2046-50

家具の場合、クリアのペンキを塗ることをオススメします!

ベンジャミンムーア クリア
ベンジャミンムーア クリア

これは必須ではありませんが、家具の場合は使用している時にどうしても摩擦(特に座面や天板)や汚れから守るために、クリアを塗ることをオススメします。
ベンジャミンムーアでは、

ステイズクリア (stays clear)

と言う水性のツヤありクリアがあります。
水性なのでにおいも気にならず、乾燥も早く扱いやすいのでオススメです。
クリアは重ねて塗ると風合が変わって来ますので、ペンキの塗る回数はお好みで!

クリアを塗って乾いたらリメイク完成です!

家具をペンキで塗りなす
家具をペンキで塗りなす

この記事で使われているペンキカラー

ベンジャミンムーア:Stays Clear N423-00

こどもと一緒にペンキを使って簡単に家具をDIY!

椅子をペンキで塗る
椅子をペンキで塗る

家族でDIYが出来たらは楽しいですよね?
特にお子さんも参加できるとなればさらに楽しさや喜びが倍増するでしょう。
そこで今回ご紹介した手抜きのやり方は、お子さんの椅子など最適だと思います。

作業自体難しいところはありませんので、完全武装すれば安心です。

家族でDIY
家族でDIY

色選びも含めて自分で塗ると愛着も沸くので、きっと大切に使うでしょう!
色選びで悩んでしまう場合がありますが、こどもの成長に合わせて塗り直せることも出来るのでお気軽で大丈夫です。(壁に使用して余ったペンキでも良いと思います。)

塗り終わった椅子
塗り終わった椅子

※.ペンキが手や顔についてしまってもお湯で洗えば簡単に落ちます。髪の毛についてもお風呂に入ればOKです。有機化合物は入っておりませんので、健康面でも安心してお使い頂けます。お洋服に付いた場合は、残念ながらお湯をかけても洗濯しても落ちませんのでお気を付け下さい。

先ずはお手軽にやって見ましょう!

DIYでペンキと言うと壁などに注目しがちですが、身近にある家具や小物も塗り直すことで、新たな魅力が出てくる場合があります。

「壁も塗りたいけど、まだちょっとコワい、、、」

と言う方に、先ずはお手軽に始めるのであれば家具や小物を塗ってペンキに慣れましょう! (壁の方が簡単な場合もありますが、、、)

もし、失敗しても良いかな?

と思える家具などありましたら是非一度試して見て下さい。

それなりに仕上がりますので楽しいですよ!

BY ウォールデコレーションストア編集室より